青春の一冊 : リトルトリー
特別お題「青春の一冊」 with P+D MAGAZINE
青春の一冊というお題ですね。
僕の青春の一冊は「リトルトリー(英語名:little tree)」です。
- 作者: フォレスト・カーター,和田穹男
- 出版社/メーカー: めるくまーる
- 発売日: 2001/11/01
- メディア: 単行本
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僕が高2病を発症しまくり、某雑貨屋(○ィレッジ○ンガード)に入り浸っているときに、
店内のポップに惹かれ購入しました。
今思えばなぜこの本を買ったのか???という感じですが、
内容はものすごく好きな内容で、青春の一冊とさせて頂きます。
この本の内容は、 小さいころに両親を失った少年が、インディアンの祖父と祖母に引き取られて成長していくという内容です。
ところどころに散りばめられた、ネイティブインディアンの知恵や考え方や、
アメリカという国の時代の移り変わりの裏側が垣間見れるような本です。
物語は、少年が引き取られたところから始まります。
そして、主人公はどんどん成長していきます。
成長を見守る祖父と祖母。
この二人の距離感が、今の時代には減ってきている「職人」のような距離感で描写されています。
この本の時代は激動の時代であり、インディアンの立場は狭かった?のかな。
あらゆる方法でお金を稼ぎ、生きる。
※若干法律ギリギリの場面などありますが。。。
そして、生きるのであれば狭いながらも楽しもうぜ!という、基本を思い出します。
また、生き物の描写もかなり細かく、キツネとの知恵比べで、
犬をけしかけるシーンなどは非常に読み応えがありました。
全体的に読みやすい内容になっており、 そんなに本が好きではなかった高校時代でも、すぐに読破できました。
アメリカという土地の時代背景を含めた内容に興味がある人にとてもおすすめの一冊です。
最後に、
と、書いているうちに詳細を忘れているので、また精読したいと思います。